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三丘文庫 イベント

音楽、映画、落語、
トークショー…
演者との距離の近さが魅力

三丘文庫は、元周南市立図書館館長の徳永豊さんが、退職後にオープンした多目的スペース。酒店だった実家の店が、雰囲気のある空間へと生まれ変わりました。いまや熊毛地区の文化の拠点となっています。 

「三丘文庫は、2019年1月27日にオープンしました。

手始めに、音楽文庫というユニットにお願いして、宮沢賢治の『セロ弾きのゴーシュ』を開催しました。朗読とチェロ演奏という変わり種です。

これを皮切りに月1回のペースで何らかのイベントを仕掛けることにしました。

2019/5/6 チェロ&ピアノ デュオコンサート
2019/5/6 チェロ&ピアノ デュオコンサート
2019/8/4 哲学カフェ
2019/8/4 哲学カフェ

2回目は、2月9日のジャズバンド、3月はアフリカ太鼓、4月はなくて、5月の連休にチェロとピアノ演奏、6月はピアノトリオとボーカル、7月はソロピアノ、さらにオカリナとピアノ演奏、8月は、ちょっと変わった趣向で哲学カフェ、翌日には、ピアノの弾き語り演奏と9回ものイベントを開催しました。

三丘文庫というスペースを最大限に活かすことを考えて、手探り的に取り組んでいます。規模としては、最大60名、スペースに見合う人数は30名前後かなと考えています。

その後も宮沢賢治シリーズで、9月21日の命日に因み、朗読とピアノのイベントに取り組みました。

2部構成(昼の部と夜の部)で実施したフラメンコダンスショーでは、17人の踊り子が入れ替わり立ち替わり踊りました。ギターとカンテ(歌)のみのシンプルなのにエキゾチックな世界がそこにはあり、観客を魅了しました。

その他、映画音楽トークと映画に因んだバイオリンとピアノ演奏の組み合わせもやりました。

2019/12/16 クリスマスフラメンコLIVE
2019/12/16 クリスマスフラメンコLIVE
2020/1/26 映画トークで彩るクラシック音楽
2020/1/26 映画トークで彩るクラシック音楽

イベントというのは、街中でやっているというイメージですが、田舎でやったらどうなるのか? 下駄履いて見に来る人がいてもいい! 飛び込みでもいい! 思いつきでもいい! ジャンルを問わない様々なイベントを開催したい!そんなスペースが『三丘文庫』です。

さまざまなイベントを開催し、人々の新たな交流スペースとなりつつあったのですが、2020年、新型コロナ感染症が日本中を席巻しました。2月に落語会を開催した矢先にイベントの自粛が叫ばれ、3月、4月の開催予定を取りやめました。その後も中止、中止…。7月になってやっと人数を絞っての草笛コンサートを開催しました。来客には感染症対策を十分にお願いして、消毒やマスクを条件に取り組みました。

それ以降、恒例の宮沢賢治忌朗読会、ハンドベルコンサート、さらに落語会、映画会と、イベントを開催しています。

いつ収拾するかわからないコロナ禍の中で、今後の運営も悩ましいところですが、感染症対策を十分に講じながら、今後も何らかの仕掛けをしていきたいと考えています」(三丘文庫店主・徳永豊さん)

三丘文庫では、主催あり、共催あり、持ち込みイベントありで、ジャンルを定めない個性的なイベントを数々開催しています。各イベントへの参加料金は、500円~2,500円程度と、誰もが参加しやすい価格設定になっています。

これからの文化は、田舎から花ひらくのかもしれません。

三丘文庫の利用料金
(主催者が場所を借りたい場合)

利用料 : 基本1時間1,000円。
飲み物 : コーヒー、紅茶を200円で提供。持ち込みも可能。
設備 : ピアノ。マイク(有線のヤマハSTAGEPAS 400 BT)。マイクはスピーカーもセットで、4台まで使用可。DVD、BD-RやCD、レコードも再生可能。プロジェクター、スクリーンも整備。
※価格は税込表示です。

三丘文庫

周南市小松原1722-3
Tel. 0833-91-0320
URL : https://www.facebook.com/mitsuobunko
Instagram : @mitsuobunko

2020/2/22 落語会
2020/2/22 落語会