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モムファーム

古民家に移住してきた夫婦が
開催する「搾油体験」

山口県周南市の古民家農園『モムファーム』では、さまざまな農業と食の体験イベントを開催しています。おすすめのイベントは、『モムファーム』で栽培した菜の花、オクラ、エゴマ、コリアンダーなど、めずらしい種を使って油を搾る『搾油体験』。収穫した種を、小型搾油器で丁寧にしぼり、ろ過することでフレッシュな手作り油を つくる体験が楽しめます。

地元高校生も、搾油体験に興味津々
地元高校生も、搾油体験に興味津々

農業と食にまつわるイベントを企画するのは、『モムファーム』の森田雄二さんと妻・るみかさん。おふたりは、農業とゲストハウスができる場所を探して、2018年4月に愛知県からこの地に移住してきました。現在、自然薯のほか、珍しいカラフル野菜など、約50種類の野菜を無農薬で栽培し、地元のマルシェなどで販売しています。『モムファーム』ならではの収穫体験なども随時開催予定です。

旬のカラフル野菜
旬のカラフル野菜を、地元のマルシェや朝市、JA 直売所で販売しています

雄二さんと妻・るみかさんの出会いは、2012年8月、東日本大震災の被災地となった福島県南相馬市のボランティア。南相馬市は、福島第一原子力発電所から20キロ圏内にあり、土壌汚染から農業は壊滅的な被害を受けました。そこで始まったのが「南相馬菜の花プロジェクト」。油脂植物である菜の花は、放射性セシウムを吸収しやすい特性をもつ一方で、精製した菜種油にはセシウムが移行することがないことがわかっています。そこで、 “南相馬の農地に菜の花を栽培し、除染するとともに、菜の花から抽出した菜種油を販売することで、農地を再生しよう!”と始まったのが「南相馬菜の花プロジェクト」です。雄二さんとるみかさんもこのプロジェクトに参加 し、福島県の農業再生に関わってきました。「色んな人たちが集い、ワクワクする体験ができる場所にしたい。」と話します。

築100年(推定)の古民家を改装。2022年に農泊をスタートする予定です。

築100年(推定)の古民家
築100年(推定)の古民家

ふすまの鶴の模様は、鶴が飛来する熊毛地区(八代)にちなんで。 イベント情報は、随時インスタ「モムファーム」でチェックしてくださいね!(文/川北 知加 写真提供/モムファーム)

モムファーム

山口県周南市小松原1741
アクセス : 熊毛インターから車で約5分

Instagram : @momufarm

鶴の模様のふすま
鶴の模様のふすま