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三丘の古民家宿・もりのもむ

古民家とユニークな野菜が魅力のゲストハウス

三丘の古民家を利用して民宿を開いたのは、神奈川県出身の森田るみかさん。 愛知県出身の夫、雄二さんは家の周囲で自然薯とニンジンを中心にした農園(モムファーム)を経営しています。

赤い屋根が目印

2人は山口大学農学部・高橋肇教授に三丘文庫の徳永豊さんを紹介されたことがきっかけで、2018年に三丘に移住してきました。

選んだのは、築約140年の藁葺きトタン屋根の家。独特の天井まわりが気に入って住み始めたものの、移住直後に西日本豪雨で床下浸水という被害にあいます。しかし、森田さん夫婦はめげません。今では畑を1町3反(約13,000㎡)にまで広げて、年間100~150種類の野菜を栽培し、スーパーでは見られないような珍しい野菜づくりにもチャレンジしています。

客室は6畳、4畳、板の間6畳など。母屋1棟を丸ごと借りることもできる。

畑には、フルーツほおずきやイタリア野菜も植えてありました。カラフルな野菜はマルシェで好評、レストラン経営者にも喜ばれています。

古民家の面影を残したまま改装した民宿は、2020年7月7日にオープン。 最初のお客様はSNSをきっかけに訪れた、東京からのご夫妻でした。「何もないのがいいの」と、ゆったりと三丘を満喫して帰られました。最近はビジネスで利用する若いお客様や外国人客も増えています。

森田さん夫婦が手にしている野菜は、ひょうたんかぼちゃ、くりかぼちゃ、白ナス、ダビデの星(オクラ)、白ゴーヤ、紫やピンクのジャガイモなど

宿泊料は素泊まり3,700円~とリーズナブルです。2024年からは、食事付きプランも始めました。とれたての野菜が食べられると好評です。

※価格は税込表示です。

三丘の古民家宿・もりのもむ

周南市小松原1741
Tel. 0833-44-7139
Web : https://morinomomu.com

襖にはツルの絵が描かれている